今日は朝からぐっと冷え込み、今年一番と言われる寒さになりました。周南市では雪が降ること自体あまり多くありませんが、山の方を見るとうっすら白くなっていて、冬らしい景色が広がっています。めったに見ない景色に少しワクワクする反面、外出や運転にはいつも以上に気を遣う一日になりそうですね。
こういう日にふと感じるのが、「家ってすごいな」ということです。外は凍えるような寒さでも、室内に入ればほっと一息つける暖かさがある。雨や雪、風をしっかり受け止めながら、私たちの暮らしを静かに守ってくれている存在なんだと改めて気づかされます。
普段はあまり意識しない屋根や外壁ですが、実はこうした厳しい天候のときほど本領を発揮しています。特に雪は、見た目こそふんわりしていますが、水分を多く含むため意外と重たく、屋根や雨樋に負担をかけることがあります。また、雪が溶けて凍る「凍結」を繰り返すことで、小さな隙間から水が入り込み、建材を傷めてしまうケースもあります。
「雪が多い地域の話でしょう?」と思われるかもしれませんが、実はめったに雪が降らない地域ほど注意が必要なこともあります。なぜなら、雪への備えが前提になっていない住宅も多く、普段問題がない部分に思わぬ負荷がかかることがあるからです。
例えば、雪の重みで雨樋が少しだけ歪んでしまったり、屋根材がわずかにズレたり。すぐに不具合が出るわけではありませんが、そのまま気づかずに過ごし、次の大雨のときに「あれ?」となることもあります。
人の体と少し似ていますね。普段は元気でも、急な寒さで体調を崩してしまうことがあるように、住まいも急な環境の変化は少し苦手です。
とはいえ、雪の日に屋根を見に行くのはとても危険です。滑りやすくなっていますし、高所は特にリスクが高まります。まずは無理をせず、安全第一で過ごしてください。
おすすめなのは、雪が落ち着いたあとに一度お住まいをぐるっと見渡してみること。
・雨樋が曲がっていないか
・外壁に気になるところはないか
・ベランダや屋根に違和感はないか
ほんの数分のチェックでも、「いつも通り」が確認できれば安心につながります。
こうした天候の日は、住まいが当たり前にそこにあることの価値を実感できる瞬間でもあります。暑い日も寒い日も、文句ひとつ言わず家族を守り続けてくれる場所。だからこそ、ときどき気にかけてあげることが、長く快適に暮らすコツなのかもしれません。
雪は日常を少しだけ特別に変えてくれます。いつもと違う景色、少し静かな街並み。そんな一日の中で、「わが家、大丈夫かな」と少しだけ思い出していただけたら嬉しいです。
まだ寒い日は続きそうですので、どうぞ暖かくしてお過ごしください。そして外出の際は足元にも十分お気をつけくださいね。
雪が教えてくれる住まいの強さに感謝しながら、この冬も安心して過ごしていきましょう。

